a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

民藝の公演に行く

民藝の公演『明石原人』を夫と見に行く。今日は労演と一緒でおおよそ満員だった。
実在の人物だった考古学者、直良信夫の話を小幡欣治作が書いた。信夫は昭和6年のある日、明石海岸で旧石器時代のものと思われる人骨を発見した。しかし信夫は学歴が無いために世間で認められない。
題名を聞いた時は、難しそうな芝居に違いないと思っていたが、副題に『ある夫婦の物語』とあるように信夫と妻音(音は教師で11才年上)の出会いと、音の献身的な援助が骨組みになっていて、脇を固める人物がユニークで楽しい芝居になっていた。
演出は丹野郁弓、音に日色ともえ、信夫に千葉茂則、下宿先のご隠居が南風洋子。
芝居が跳ねてから、夫と別れて高校同窓会の準備委員会に出席する。遅刻したので議題は全部終わってしまっていて、ただ食べてしゃべっただけ。
今日出席の女性は5人、私の他は皆独身。子供の居るのが2人、孫の居るのが何とたった1人だけ。レースの付いた服を着ていったら「若草物語みたいや」と全員が褒めてくれた。
Iさんは最近太り気味で、私に「もうそれ以上細なったら許せへんで」と言った。