a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

大好きな手仕事

秋の気配とともに何か作りたくなって来た。インテリアの参考にするのはいつもアメリカの写真集、カントリーホームとか、カントリーリヴィングとか、アンティークなカントリースタイルの本だ。ぱらぱらとめくっている間に何か新しいアイディアが産まれて来る。今日は久しぶりにパッチワークをして見たくなった。そこで木綿の布の入れ物をひっくり返して布を探す。布といっても新しく買ったものは無い。全て私と娘の着古した洋服やエプロンやクッションの残り切れ等である。何でも捨てずに取っておく人なのだ。好きなのを選んで買った服ばかりだから、出来上がっても自分の好みの色合いになって失敗はない。アイディアが浮かんだら、もうアンの家や若草物語の家にディスプレイしてあった、アンティークなキルトのベッドカバーが私の頭の中で出来上がっている。ところが私は気が多いからしばらくは熱中するけれど、いつも完成までの道のりの1割位の所でお蔵入りだ。ドールハウス作りや人形の服作りに熱中してその間は忘れ去られる運命に有る。
でも又、ふと気がついて、つづきをするから多分数年後には完成はする筈になっているが・・・。
古くなって少し色褪せたのが好きだ。2階の主の居ないベッドに掛けてあるカバー2枚は25〜30年前に作ったが色が焼けて良い感じになっている。
中学校の友達のNさんはパッチワークキルトアーティストだ。何事にも長けていて多忙な彼女が、何時、どのようにして大作を制作するのかいつも不思議に思う。旅に出る時も小さなパッチワークをバックに入れて、時間が有ればチクチク縫っている様だが。
根気もいるが最高に楽しい手仕事だ。こんな時は女性に産まれて良かったと思う。