a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

めまいの発作

目が覚めたら嫌な感じで、これは持病のめまいと解った。
発作が起きたのは久しぶりで、でも軽いものだったからそろりとお手洗いを使って、キッチンでめまいの薬を飲んで又寝た。
お昼まで寝たら殆ど収まりほっとして、お風呂に入る。
めまいの原因にはいろいろ有るが、今回はキルトに根を詰め過ぎたからと思う。3日間、没頭したから耳の周りがうっ血したのだ、きっと。
これで、パッチワークは早くもお蔵入りとなった。ああ、情けない・・・。
最近夫は運動と称してスーパーにお昼のお弁当を1人分買いに行くから世話は無い。ついでに水瓜や晩酌の魚も買って来る。何時も同じ献立というのがおかしい。
夕飯には私の作ったマクロビの野菜料理や豆腐類や若布なども食べているから偏っては居ないつもりだが。
テレビは天皇家に男のお子様が誕生でにぎわっている。私は紀子さまご苦労様でしたと申し上げたい。1日中このニュースばっかりだ。
私は映画『蝶の舌』を観た。これは2度目だが好きな映画。
スペインの映画である。1936年8才の少年モンチョ(マヌエル・ロサノ)は喘息の発作が起こるため、皆より送れて入学する。緊張の余りおもらしをしてしまったのだった。グレゴリオ先生(フェルナンド・フェルナン・ゴメス)は優しくモンチョに沢山のことを教える。自然のなかで、渦巻きの様になった蝶の舌のこと、恋人に求愛するのに花をプレゼントするティノリンコという鳥のこと。又本をよむことも教えてもらう。
やがて、平和な村にもスペイン内戦の嵐が吹き荒れ始め、共和派の人々が連行され、その中にグレゴリオ先生も居たのだった。
人々は車で連れ去られる彼らに悪口を言い石を投げる。モンチョも皆と同じ様に叫ぶのだが。
モンチョはむちゃくちゃ可愛く、お兄ちゃんも可愛い。お兄ちゃんはサックスを稽古している。町の音楽団に誘われ参加して、地方のお祭りにも行く。モンチョも同行して、シンバルなんか叩いている。そこでお兄ちゃんは中国人の少女に出会うが、有る理由で失恋に終わったのだった。モンチョは全てをつぶらな目で見ているのだった。
絵はがきの様に美しい自然と、素朴な愛すべき人々が沢山詰まった素晴らしい大好きな映画なのだ。