a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

古い寺

6時に大浴場の湯船に浸かって、琵琶湖の向こうに昇る朝日を見る。
まるでモネの印象日の出の様だ。湖面に朝日が映えて釣り人たちの舟が浮かんでいる。朝食の前にH美さんも交えて、『唐崎の松』を散歩がてら見に行く。
名所の木というのは、大抵実物を見るとがっかりするものだが、この松は見事だ。維持に相当力を注いでおられるのだろう。
午前中に坂本の町をを散策。西教寺に行き、山辺の道を歩いて日吉神社へ、今日も良いお天気になって汗ばむほどだ。穴太衆が積んだ石積みの塀があちらこちらに有って、坂本という町は素晴らしい歴史有る延暦寺門前町なのである。

芙蓉園で昼食を摂って、乾杯して今回の同期会は解散。来年の再会を約束をして無事に終わる。午後時間が有るので数人で近江八景の1つ『三井寺の晩鐘』を見に行く。
三井寺は正式には園城寺と言い天台宗の総本山で古いお寺。この梵鐘の音は有名でいつも除夜の鐘で電波を通じて聞いているから覚えの有る落ち着いた音色だ。
誰かの万歩計によると、1万8千歩歩いたと出たが、I氏に、「こんなゆっくり歩きではなんぼ歩いても余り効果は期待出来ないよ。」とぴしゃりと言われて皆がっくり。
日曜日で帰りの電車は満員だったが沢山歩いて気持ちのよい疲れを感じながら帰宅した。
金剛の駅で電車を降りると大勢の人出で、地車だんじり)数台がロータリーで引き回しの最中でやかましい。私はタクシーに乗ろうとしたがタクシー乗り場が無くなっていて1台もタクシーが見つからない。
仕方なく鞄を引きずりながら歩いて帰った。
地車は人気が有って村おこしに良いのかも知れないが、私は嫌い!この喧しさと猛々しさが神経に障る。