今、大学生の間で、麻疹が大流行をしているらしい。ワクチンを打たなかった空白の時代が有ったのが原因らしい。
子供の時なら軽く済む麻疹も、成人してから罹ると危険なケースが多いのだそうだ。
私達の世代はワクチンなんか勿論なかったから、子供は全部罹って当然だった。
１人が貰って来ると姉妹が順番に罹って行く。これと言う特効薬が無いから、ただ温かくして症状が良くなるのを待つばかりなのだ。
水疱瘡も、おたふく風邪もそうだった。
今の様に学級閉鎖なんかしなかった。ただ、流行の病気で休んだ時は欠席にならなかったように記憶するが、本当はどうだったのだろう。
何にしても、罹っても無事に通り過ぎて、元気に老後を迎えることが出来たのは、幸運としか言いようがない。めでたし、めでたし。どんと晴れ。
今年もニオイパンマツリが咲いた。芳香が漂っている。
