a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

ネコの思い出 3

a-doll2007-06-22

家族はお手伝いさんも入れて10人。
その中で犬やネコの嫌いな人が2人。どっちでもない人は3人。
大好きという人は、父、兄、H子姉、私、妹の5人。
母はネコが大嫌いで、まつわりついたりするものなら、「じゃまだ」と蹴飛ばしていたから相当嫌いな方だ。
M子姉は触りもしなかった。ネコの方も良く知っていてけっして傍に寄らなかった。
M子姉は犬は嫌いというより怖いので、のら犬を見かけるとおどおどするので、追いかけられて吠えられていた。
1度など、H子姉がM子姉のコートを借りて着て歩いていたら、のら犬が間違って寄って来て吠えた。
H子姉が「こら!」と一喝すると「あれ?いつもの恐がり姉ちゃんとちゃうわ」とすごすご離れて行ったらしい。
犬に舐められる程の恐がりなのだ。
祖母はどっちか解らない。余り可愛がっている姿を見た事が無い。
戦後数年経って、農薬が田んぼに撒かれるようになって、ネコが良く死んだ。外を自由に出入りしていたから裏の田んぼの水を飲んで、死んでしまうのだ。
ネコが死ぬと、妹がいつまでもビービー泣くので、母は「猫が死んだ位でそんなにいつまでも泣くのやったら、もう飼いなさんな!」と叱った。
それでもしばらくすると、懲りずにまた獣医さんに頼んで子ネコを貰いに行くのだった。
妹が結婚して家を出てからは、実家にネコの姿は消えた。
舐めてくれる舌はざらざらだし、遊んだら必ず引っ掻かれて手は傷だらけになるが、ネコは可愛いペットなのだ。
今の私は、犬も死んでしまったし、チャンスが有ればネコを飼いたいと思っているが、夫と2人家族では留守に出来ないし。
夫は「あかんで」と言うし。でも折りあらば・・と夢見ている。
ネコの思い出は尽きないけれど、今回はこれで終わり。次は犬の思い出。乞うご期待。