a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

最後の犬

a-doll2007-06-29

昨日のコメントにdollyちゃんが、タローって名前の犬について書いてくれたが、この犬の事はほとんど忘れていた。
実家に帰った時、たまに頭を撫でてやると喜んで尻尾を振っていた犬だ。あれがタローか。
30年も前になるだろうか、両親が揃って入院をしたので(どちらもそのまま帰らぬ人になってしまったが)実家は空き家になってしまった。
可哀想に犬だけが取り残されたのだった。
しばらくは、アルバイトに近所の男の子に来てもらって、餌やりと散歩とをしてもらっていたようだった。
幸いしばらくして、T子姉ちゃん宅が家を建て替えるので、仮住まいをする為引っ越して来た。
その頃まだ独身だった甥のYちゃんも一緒に引っ越して来た。彼がまた無類の犬好きで、会社から帰ったらしばらく庭でひとしきり犬と遊び、仕事の疲れを癒していたのだった。
だから、タローは思いがけず晩年に幸せがやって来たと言える。
姉の新居がそろそろ出来上がるという頃、犬は死んでしまった。
私は実家から少し離れたところのマンションに住んでいたから、姉の知らせで急いで自転車で駆けつけ、姉を手伝って保健所に引き渡す手伝いをした。
このタローが実家で飼った最後の犬だったと思う。
明日はまた、もっと過去に遡って昔の犬の思い出に戻る。
今日又訃報が入った。古いコーラスの友達Tさんが亡くなった。私より4才上で、ソプラノの美しい声だった。30年程前に女声合唱団のメンバー10人で花の会というグループを作り、食べ歩きや旅行をしたり、練習のあと喫茶店で良くしゃべった仲間の1人だった。
この10年程は逢うことも無かったが、彼女を偲んで、アルバムをめくって楽しかった日々を思い出し、冥福を祈る事にした。