a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

楽しかった旅行

高校のときの友達は良い。大阪市内で産まれ育ったから価値観は同じ、親のしつけ方も同じ、観た映画も読んだ本も聴いた音楽や歌った歌も、共通点が多いから話は尽きない。
子供の頃の怖かった話は何か、と言うことになって、小泉八雲の『耳無し芳一』やわ、『むじな』やったわ、とかしましい。
昨夜も温泉で、O島さんが野天ぶろに行く扉を開けて「誰か入ったはるわ」と言うので、私がもう1度開けて見ると誰も居ないではないか。
風情の有る薄暗い野天ぶろである。
「ほんなら、今のは誰やのん?」怖いから5人揃って入る事にした。
高校時代は一応賢いお嬢さん達だった筈だけど、今は移動するたびに誰かが忘れ物をしたりしてスカタンをする。宿のお風呂に行く道も覚えられない。またその度に笑い転げる楽しさ。
お天気がすっかり良くなって、夏らしくなって来た。でも涼しい風が吹いて心地よい。
遊覧船に乗って島巡りをする。大きな船で貸し切りだった。のんびり、船に揺られる気分は格別だ。大雨の後で海水は少し濁っていたが、潮風を受けて爽快だった。
お昼はシーフードスパゲッティを食べて、ゆっくりしゃべる。
楽しい愉快な2日間で皆満足して別れた。
夫はご機嫌麗しく留守番をして居た。何故なら阪神タイガースが勝っていたのであった。