a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

長男と同居

中学校の友達のAちゃんから電話が有った。いつも携帯メールなのに珍しいと思ったら故障してアドレスが消えたのだそうだ。
長電話する。
彼女は長年面倒を見て来た夫の義姉さんを最近見送って、やっと全ての任務を終え自由を勝ち取ったのだった。
一人で伸び伸びやっているかと思いきや、「お母さん、寂しいやろ」と5月に長男夫婦が同居して来たという。
電気、ガス、水道代は長男持ち、固定資産税を払うのは彼女。
「お姑さん、家事は私がしますから羽根を伸ばして下さい」と嫁が言った。
庇を貸して母屋を取られてしもたわ、といっている。
ご飯の支度も主導権は嫁で彼女はお手伝いだ。「お姑さん、お皿並べて下さい」と命令されているらしい。
夜は遅く迄テレビを見たりしゃべったりとやかましく、お風呂も中なか入らないから、眠れない。
今迄一階で寝起きをしていたが、やかましいので眠れず、2階に寝室を移動したらしい。若い者とは生活のリズムが違うのだ。
5分程の所に娘が住んでいて、「お母ちゃん、うちで暮らしたらええやん」と言ってくれているらしいが。
しっかり自己主張して、食べたい物も自分で料理して食べなあかんよ、今迄何の為に辛抱して尽くし続けて来たんよ、我がまま言うて暮らしなさいよ、遠慮してたらあかん。とアドバイスしておいたが。
夫のため、子供のために自分を犠牲にして長年暮らして来たのだから、もっと我がままになって欲しいと思った。
彼女は優しすぎる。