甘えたのクルミちゃんは、私の後ばかり付いて来る。
自分に構って欲しいから、私がする事を邪魔ばかりしてくれる。
新聞を読んでいたら、読んでいる記事の上辺りに、どっかと座る。どの記事を読んでいるのか解るみたいだ。
手紙を書こうとしたら、便せんの上に、テレビを観ようとしたら前に座って邪魔をする。私の愛用のテレビはクルミちゃんと同じ位小さいので、全然見えなくなる。
パソコンを使っているとマウスパッドの上に。今は寝ているので助かっているが。
けさ、聖書を読もうとしたら、邪魔をしに来た。聖書の上には座らないが、横でじっと見ていて、ページをめくると手を出したくなる様で、叱られてばかり。
余りややこしくて集中出来ないので、上がりたそうにしている壁の上の照明器具の台に乗せてやった（写真）。床から３メートル近くに有って、幾つかの観葉植物を乗せている。
左に右に歩いて楽しそうなので、放っておいて読書に集中した。
すると、大きな音を立てて鉢植と一緒にクルミちゃんが落ちて来た。どうやら鉢植の上に乗った模様である。
鉢植は真っ逆さまに落ちて、土が散乱し台所の床が土だらけになった。
折角の読書も中断し、大掃除をせねばならなくなった。
クルミちゃんは流石に悪いと思ったのか、いたずらをせずじっと私が掃除するのを眺めていた。
流石はねこ。突然落ちても何の怪我も無く、ケロッとしているのに感心する。
