a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

「ロトをも救わせたもの」

創世記19:15〜20
ロトは20年ソドムで暮らした。ロトは叔父のアブラハムに恩を仇で返した。そんなロトでさえも御手によって救われるという箇所である。
それは何故か。
1、神の憐れみに寄る
御使いたちが立ち去るように促したが、ロトはためらっていた。残して来た多くの財産に未練があったのだ。16節
ためらうのは求道心のなさから来る。
御使いは、かれらの手をつかんでむりやり町の外に連れ出した。これは神の熱意と憐れみによる。
2、とりなしの祈りによる。
神はアブラハムのとりなしの祈りの事実を覚えていられた。29節
ロトはアブラハムに祈ってもらっていることを知らなかった。
知らない所で、誰かが祈っていて下さることがある。そのとりなしの祈りが聞き届けられることが有る。
その祈りは完璧でなくてもよい。アブラハムも祈りを途中で止めてしまった結果、ソドムの町を滅ぼされたが、甥のロトの家族は助けられた。
3、後を振り向かない。17節
御使いが言った「命がけで逃げなさい。後を振り返ってはいけない」。
火山の大爆発が迫っていた。ソドムの町に未練があった妻は立ち止まって振り返った。たちまち噴火した硫黄と塩を被って塩の柱となってしまった。

ロトの妻の生き方は、前に進まないで、立ち止まり過去のこだわりを振り返る生き方である。
聖書は光の方に向かって歩み、後ろ向きの人生を変えよと教える。