暑い中電車を乗り継いでコーラスの練習に行く。
男声諸君はポケモンgoに夢中。どうぞ怪我をしませんように。
帰宅する電車で、優先座席の前に立ってつり革を持った。
優先座席には若者やおばちゃんが座っている。
しばらくしたら、私の前の中学生ぐらいのお嬢さんが隣に座っている母親に何か囁いている。「立った方がええ?」母親は首を振る「いらんことせんでよろし」って感じ。
またしばらくして、ついに女の子は決断して前に立つ白髪のおじさんに「どうぞ」と立って席を譲った。おじさんは当惑気味で隣に立つ私を振り向いて「どうぞ」と私に譲った。
おじさんは白髪だけど60代と思われる。女の子の目にはお爺さんに見えたのだ。
私は「ありがとう」と座らせてもらった。
本当にくたびれてたから・・・。
東京では優先座席には若者は座らず空席だと聞いている。
大阪(南海高野線)では世代を問わず座っていていつも満席なのだ。
それはうっかり「どうぞ」と年寄り扱いをして恥をかかすのは良くないと思っているからなのか?
いつも誰も譲ってくれないけれど、今日のお嬢さんは立派だと思った。
私は優先座席の前に立ったら、さっと若い男の子が立って譲ってくれるのを夢見ているんだけどね。