a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

聖書の女性(26)ーヨブの妻1

外出続きで家事が溜まっていたので、大忙しの主婦業をやった。

洗濯、掃除。

家中に小さい猫(3キロあまり)1匹のせいでふわふわの毛が散らかる。

柔らかいからどこにでもくっつくのだ。

私は視力が弱いから余り気にならないがよ〜く見ると、もわっと白い毛が積もっている。

少し湿った雑巾で拭き回ると家中ピカピカになった気がする。

爽やかな気分になる。

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紫陽花が咲き出した。

 

  *  *  *  *  *  *  *  *

 

ヨブの妻

 

人間は神との関係を考えるときに、ご利益があるかないかで判断する心が染み付いている。

ヨブの妻はその典型である。

 

聖書 ヨブ記2:1-10

 

1、義人ヨブの苦難

 

・ヨブの祝福

 ヨブは神を畏れる正しい人であり 1:1

 子宝に恵まれ 1:2

 東の国で1番の富豪であった。1:3

 

・ヨブの3つの苦難

①事業を失う 1:13-17

②子供を失う 1:18-19

③健康を失う 2:7

ヨブの場合、サタンの介入があって、サタンは「悪性の腫物」2:7で彼を打った。

 主はあなたのひざとももとを悪性の腫物で打たれる。

 足の裏から頭の頂きまで。 申命記28:35

 

パウロの「肉体のトゲ」から分かるように、病も神の恵みの体験に導かれるのだが、

 ヨブの場合、サタンは神への不従順の「しるし」であるとしてヨブの人格と信仰を断罪しようとしている。

 

2、ヨブの妻の対応

 「それでもなお、あなたは自分の誠実を堅く保つのですか。

 神をのろって死になさい。」2:9

※ヨブの妻の問題

・神を信じるのはご利益があって初めてなりたつのであって、ご利益がないなら神への「誠実」も意味はないという考え。

この考えは、ヨブ記1章で、サタンが人間というものはご利益があってこそ神を信じる者だという考えと同じ。

まんまとサタンの罠にはまっている。1:9-11

 

・苦難の出口は神を呪って自殺するしかない、という考え。

 私はあわてて言いました。

「私はあなたの目の前から断たれたのだ」と。

 しかし、あなたは私の願いの声を聞かれました。

 私があなたに叫び求めたときに。 詩篇31:22

 

①慌てて言わないこと。

②神の恵みを待つことを知ること。