雨は降ったり止んだり・・・梅雨なんだから仕方がない。
午前中に美容院へ。
午後はB.Sで映画「黄金」を観る。
古いモノクロの映画だが今回初めて見た。
若い頃洋画を一杯観たが、偏っていてロマンチック路線が主だったので、この映画は観ていなかった。
ただ、ハンフリーボガードは9才年上の兄(昨年逝ってしまった)から良く聞いていた。
兄のお気に入りの渋い俳優で、葉巻を燻らせてソフト帽をかぶる姿が格好ええねんで、と教えてくれた。
「カサブランカ」「サブリナ」を観て少しは彼の魅力が分かった様な気がしたものであった。
さて「黄金」だが、ダブスという変な名前の汚い役。
1948年製作。
あぶれ者でメキシコに流れてきて、物乞いの様な暮らしをしている。
そこへ黄金を見つけに行く話を耳にして、なけなしの金で買った籤が当たったこともあって金を掘りに出かける話。
欲が深いけれど小心者の役。
声というかセリフ回しが独特で魅力がある俳優なんだ。