譜面がどうも見づらくなってきたので、最近はやりの「***ルーペ」を手に入れた。
コマーシャルは下品で嫌いだけれど、歯医者さんも使っていると言うし、試しに使ってみることにした。
聖書を読む時、楽譜を見る時、スマホを見るのも・・・パソコンは少し顔を前に突き出す。
使わない時は、頭に乗せておくのが良いかな。
探し回るのは嫌だし。
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安らぎのある生活 (13)
世界でイスラエル民族ほど苦難の道を辿った民族はない。
4千年の歴史の中で国を追われて奴隷または放浪した年数は2350年。
しかしまたイスラエル民族ほど神の平安を体験した民族も他にないのである。
時は紀元前6世紀「バビロン捕囚」と言われる屈辱的な時代の最中、神はエレミヤを通して平安の計画を語られる。
聖書 エレミヤ29:10-14
わたしはあなたがたのために立てている計画をよく知っているからだ。
ー主の御告げー
それはわざわいではなくて、
平安を与える計画であり、
あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。11
1、神の平安はこの世における不安の生活を契機とする。
バビロン捕囚は国として個人として想像を絶する苦難をもたらした。
①国の崩壊を食い止められなかった失望。
②捕囚となって連行される失望と不安。
③バビロンでの捕囚としての生活の不安と恐れ。
「失望、不安、恐れ」は現代の3大ストレスと言われているが、聖書的に言えば、このストレス経験は新しい「神の平安」に導かれる契機となるのである。
苦しみに会ったことは、私にとってしあわせでした。
私はそれであなたのおきてを学びました。 詩篇119:71
2、神の平安は人間の計画によるものではなく、神の計画による。
神は「わたしがあなたがたのために立てている計画」と言われる。
①人間の計画による平安は壊れやすい。ルカ12:16-21
自分のためにたくわえても、
神の前に富まない者はこのとおりです。21
②神の御言葉に聞き神に祈る生活から、神の平安は来る。
3、神の平安の実現
①ペルシャ王クロスはバビロニア帝国を滅ぼし、イスラエルの民を解放してエルサレムへの帰還を許可、更には神殿再建許可を与える。エズラ1:1-4
これは驚くべき平安計画の実現であった。
②平安実現の「時」は神の手にある領域であり、人間が期待する「時」とは異なるかもしれない。
しかし最善の時である。伝道者の書3:1、11
天の下では、何事にも定まった時期があり、
すべての営みには時がある。1
神のなさることは、
すべて時にかなって美しい。
神はまた、人の心に永遠を与えられた。
しかし人は、神が行われるみわざを、
初めから終わりまで見きわめることができない。11