一輪だけ咲き残っていた白玉椿。
今日は寒い。
昨日、元号が発表されて世の中は大騒ぎしている。
「令和」のグッズが早速売り出されて人々が買い物をしている姿をテレビで観る。
平和な日本だ。
中に名前に「令」と「和」が付いていると100円引きというお饅頭が売っていた。
玲子とか怜子とか泠子ではあかんらしい。けち。
私は100円引きで買える名前だから買いに行きたいけど・・・。
私が生まれた時、5人目の子供だし、師走の押し迫った忙しない日に生まれたし、母は産後腎盂炎になって高熱を出して死にかけていたし、名前どころじゃなくて、父は簡単に「和子」と命名したと思っていた。
「昭和」からとったかどうか知らない。
昭和は11年になっていたから元号からとったとも思われない。
有り触れたどこにでもある平凡な名前だと思っていたけれど、最近では良い名前だと父に感謝をしていた矢先にまた新しい元号に使われた(^ ^)
今回は万葉集で「風和らぎ」と歌った言葉からとっているが、聖書には「柔和」という言葉が出てくる。
ガラテヤ書の御霊の実の一つで、柔らかく和ませるって素晴らしい、と思うようになっていた。
クラスメイトに「和子」さんはそう多くは無かったが「昭和子さん」ていう人が居たのを思い出す。親が元号を元に付けたに間違いが無い。
呼びにくいし本人も嫌だっただろうけれど、印象に残る名前だった。
令子さんはどうだろう。
響きからは高貴な感じがして、級長さんになるようなお利口さんな人が多いように思う。
「れ・い・わ」って響きは素敵だし良い元号だと思うけれど、やっぱり私は使わない。
これからも西暦で通すつもり。
この年齢になって、数字を足したり引いたりして令和*年と書くのは面倒臭い。