午前中に庭の掃除と聖書の勉強をした。
いつもなら午後はドラマか映画を観る。
今日は目の調子が悪いので、久しぶりに寝室で午睡をとった。
猫もぴたっと私にくっついて寝ている。
FM放送でオペラ「マクベス」が流れていた。
眠りが浅くて夢を見た。
半分目覚めている。(金縛り状態)
・・・静かだけど、夫はどこへ行ったのだろう?
・・・コロナはまだ終焉した訳ではないのに。
・・・そういえば昨日も居なかった・・・
・・・どこかへ吟行に出かけたか?コロナなのに・・・
家の中はシーンとして静かである。
相変わらず「マクベス」が流れているだけ。
夫が家にいれば騒々しく、電話で大声で誰かと喋っているか、テレビを大音響で見ているか、隣でいびきをかいて寝ているか。
・・・・
「くるみちゃん、パパはどこ?」
猫が居て夫がいる風景はありえない。
夫の葬儀の日に産まれたって子猫をもらったのだったから。
ってことに気がついて、ようやく目が覚めて夢は終わった。
昨夜、娘と喋っていたのが頭に残っていたのだった。
「お父さんが生きてたら、家で自粛するのはさぞ大変やったやろね」
夫は外出が大好きな人だったし、蜜になって人に接するのも、大きな声で喋ったり笑ったりが大好きだったから。
夫は11年前に天国に行ったのだ。
目が覚めて納得。
食後のサラダの猫草、美味しい?