憂鬱なニュースが多い中で、良いニュースはきらっと光って未来に希望が持てる。
照の富士横綱昇進のニュースを読んだ。
本名:ガントルガ・ガンエルディ。1991年生まれ。
日本にお母さんと旅行中に相撲に誘われて入門した。
類稀な大きな身体と賢い頭脳を持ち、角界入りしてたちまち大関まで上り詰めたのに、怪我と病気で長期に場所を休んで序二段まで下がってしまった。
関取でなくなると大銀杏にも結えないし、付き人もなくなる。
屈辱の日々だっただろう。
引退を考えたが、伊勢の海親方に励まされ再び這い上がってきた。
我慢、我慢の日々だったという。
我慢の結果、相撲の取口や精神状態まで変化し、ようやく横綱になった。
これからも頑張って欲しい。
来場所が楽しみ。
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モーセ(12) 先行き不安
モーセが40日間シナイ山に上り「十戒」を受けている間に、山の下ではとんでもないことが起きていた。
聖書 出エジプト記32:1-14
1、山の下で起きていたこと
①鋳物で金の子牛を作り神々とした。3、4
②偶像に祭壇を築き、いけにえを供え、飲み食いし、戯れた。6
2、どうしてそんな罪を犯したのか
①先行き不安であった。1a
②指導者への不信1b
「私たちがあなたがたのところに帰ってくるまで、ここにいなさい。」24:14
しかし彼らは待てなかった。
※神の約束を信頼して待つことがいかに大切であるかがわかる。
約束された方は真実な方ですから、
私たちは動揺しないで、
しっかりと希望を告白しようではありませんか。 ヘブル10:23
3、モーセのとりなしの祈り
民は、神が紅海を分けて救い出してくださった奇跡を見た筈なのに、
神ならざる偶像を作るという裏切りと不信の罪を犯した。
それに対して神は、うなじの固い民を滅ぼし、モーセの子孫を増やして大いなる国民を作ると言われた。9、10
しかしその言葉にモーセはそうしてしまえば異邦の民から侮られてしまうこと、また先祖に約束された御言葉が真実で無くなってしまうこと、12
を訴え、神の御怒りを鎮めて下さる様にとりなしをする。
モーセの深い愛と懸命さが表れている箇所である。
※身近な人たちの罪と弱さを見た時、とりなしの祈りが求められる。