映画 うちに帰ろう

台風が進行方向を右に向けた。

余程日本が好きと思われる。

一日中雨模様で、少し肌寒さを感じる。

今日観た映画

２０１７年　スペイン・アルゼンチン製作「家（うち）に帰ろう」

アルゼンチンに住むユダヤ人のアブラハム（ミゲル・アンヘル・ソラ）は８８才になる。

長年仕立て屋をしてきた。

足がかなり悪くなったので、娘たちは家を売って施設に入るように勧める。

家の整理をしていたら１着の洋服が出てきた。

「これはどうするの？」と聞かれた時、彼はある決心をする。

アルゼンチン・ブエノスアイレスから飛行機に乗ってヨーロッパに飛んだ。

スペイン・マドリードからは列車で移動。

目的地はポーランド・ウッチ。

飛行機で知り合った、礼儀を知らないが親切な青年。

マドリードのホテルの女主人。

列車で知り合ったドイツ人の女性。

看護師さん等に助けられて目的地ウッチにたどり着くというロードムービー。

１９４５年、アブラハムはナチスに強制収容所に入れられ、家族は殺された。

その時助けてくれ匿ってくれた親友にその洋服を届けようと思ったのだった。

７０年間会わなかった親友に会えるのだろうか。

毎日映画を観ているが印象に残る映画は少ない。

この映画は良かった。

家へ帰ろう [DVD]