時々雨が降る秋の日は、肌寒さを感じる。
早くに暮れてしまうので、これも寂しい。
今日も引き出しの古い手紙の束の整理をする。
まだまだ出てくるC子姉ちゃんの手紙や葉書。
C子姉ちゃんはお喋りするように手紙を認める人だった。
流れるような美しい文字で能弁である。
表現は歌人ならではの優雅さもある。
読んでいると、思い出した晩年の姉の病状と共に、私は超多忙で姉を思いやる余裕を無くしていたな〜とこれも反省して又涙に暮れる。
C子姉ちゃんの手紙だけでなく、H子姉ちゃん、姪のKーコ、sakuraちゃん、Hちゃん、妹のSちゃん。これは多い順。
その他の愛しい姪や甥からも沢山貰っていた。
最近増え始めたのはM子姉ちゃんの葉書。
どれも捨てられない。
7年前の入院の時の友人たちの心籠ったお見舞い状やカードの数々、お雛祭りの時のお礼状(これは楽しい)。
この中に、ブログの読者で学校の大先輩、T.Nさんから頂いたお礼状も出てきた!!
T.Nさん覚えていらっしゃらないですよね。
大判の絵葉書で美しい文字が認められています。
絵葉書は英国のものでウイリアム・モーリスの壁紙の図柄。
素敵です。
そんなこんなで手紙の整理は出来たけれど、量は大して減らず引き出しにまた収まった。
秋の一日は早や暮れる。