昨夜、甥から連絡が入った。
C子姉ちゃんが亡くなったことを知る。
98歳、老衰だった。
ずっと介護施設でお世話になっていたが、コロナで家族の面会は叶わず、危篤になってからようやく合わせて貰ったようだった。
通夜も葬儀も二人の息子夫妻だけで行うようで、時節とはいえ寂しいな・・・と思う。
私は最後に会ったのは2年前の秋だった。
帰り際に「さよなら」と言ってくれたのが、別れの挨拶だった。
下記は2年前最後に会った日のブログです。
姉と私は13歳離れているが、男の子しか産まなかった姉にとって、妹といえど仲の良い友達みたいで、いつも一緒に行動をしていた。
芝居見物や映画や買い物や混声合唱団にも入ってきたし・・・。
姉との思い出は尽きず、今日引き出しに仕舞ってある姉から来た沢山の封書を読んだら、悲しくて悲しくて・・・。
お別れには行けないけど、家でC子姉ちゃんを忍ぶことにしよう。
今日は何という美しい秋晴れの日。
C子姉ちゃんは生涯短歌を趣味としていたから、別れの歌でも読みたかっただろうに。
点滴の針に縛られているC子姉ちゃんを思って毎日祈っていたから、昨夜はホッとして夜中に目が覚めることなく熟睡できた。