a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

長くてしんどい映画「アンネの日記」

今年も咲いた大蔓穂(シラー)

 

今日は憲法記念日で休日。

近所の子供たちの声が全くしない。

久しぶりに家族揃って外出かな?

 

高速道路が渋滞する訳だわ。

 

午後、1959年製作のアメリカ映画「アンネの日記」を観た。

モノクロの映像で隠れ家の恐怖をより強めている。

 

アンネ役はミリー・パーキンス。

私の好みとしては、ちょっと愛くるし過ぎるように思えるが。

 

アンネの父であるオットー・フランクが収容所からたった一人生き残って隠れ家にやってくる所から映画は始まる。

そこでアンネが隠しておいた日記を発見する。

 

アンネの家族はドイツからユダヤ人がりを避けてオランダに来たのだが、ここでも危機が迫り、友人の助けを借りて屋根裏部屋に隠れ住む。

屋根裏部屋へ行く扉は、本棚を置いて隠されていた。

友人家族と共に8人が合計2年間の長い間、息を潜めて屋根裏に隠れ住むことになった。

 

コロナ禍でも外出がままならず家に篭る日が続いて、大抵うんざりしてしまったが、アンネの家族たちは一歩も外に出ることなく、昼は音が漏れないようにトイレの水も流せず、息を潜めて暮らしたのだ。

 

この映画でペーターのお母さんをシェリー・ウインタースが演じてアカデミー助演女優賞を取っている。

お金持ちで自由に暮らしていたのに、窮屈でプライバシーもない生活、鬱憤を晴らそうにも声も立てられない苛立ち。

 

猫もかなり演技をしていたようだ。

泥棒が夜中に猫が立てる音を聞いたのが発覚する結果になった様に描かれている。

猫はナチスを知らないものね。

 

長い映画で、しんどい映画。

 

アムステルダムの運河や街並みの映像が美しくて救われる。

 

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