近所の医者に行った。
待合室は溢れんばかりの患者。
いつの間にこんな人気のある先生になったのか?とびっくり。
受付で出直して来ますからと言って家に帰る。
忘れてはいけないから、タイマーをかけてパンを焼く準備をしたり家事を片付けた。
再び行くと大分患者は減っていて、すぐ呼んでもらった。
先月の検査の結果を聞いて(どこも悪くなく、心電図もいつもと同じ状態で)、折角来たからついでにインフルエンザの予防ワクチンを打ってもらった。
肩が凝ったり、頭がふらついたり、動悸がしたり色々不定愁訴もあるけれど、どこも悪く無いのだからしょうがない。
機嫌良く暮らしていかないと。
昨日ハイキングの世話をしてくれたI崎くんは、医者に罹らないのをモットーにしている。
近所に同級生の内科医が居たのに行かなかった。
今まで病気知らずで好きに暮らしている。
信じられない幸運な人。
健康診断は無駄!と言い切る。
彼は幾つまでハイキングの世話をしてくれるだろう。
Nくんも健康そのものの人生を送ってきた。
しかしごく最近盲腸の手術をした。
それもかなり手遅れで内視鏡で出来なくて開腹手術をした。
「7針も縫うてんで〜」
病気をなめたらあかん。
もう一人のSくんは百名山も全部登ったという健脚だったのに、脊柱管狭窄症でちょっと歩いたら止まっている。
ステッキを突いて。
でも弱音を吐かず、出かけるのが偉い。
私なんか自慢じゃ無いけれど幼い時から医者と仲良しの人生を送って来た。
入院も数回(両手の指で数えるぐらい)、手術をしたり骨を折ったり。
眼科をはじめ内科、歯科、整形外科は定期的に通っている。
人それぞれ、健康を過信するのは良く無いけれど、高齢なんだから悪い所があって当然で、機嫌良く残りの人生を楽しまなくっちゃ。
これは昨日一緒に行ったTちゃんの言葉。
彼女はまだ運転をし、ゴルフに行き、ネイルは赤く、シャッシャッと歩いている。
あと忘れてはならない友達Hさん。
ハイキングは必ず行ってたのにこの夏の初めに亡くなった。
みなで彼女を偲んだ。