姪のHちゃんからメールが来た。
Hちゃんのお母さんは92歳の私の姉M子で、一人暮らしをしている。
M子姉ちゃんはクリスチャンなのだけど、教会に行けないので僅かだが献金を私が一緒に捧げている。
それをHちゃんは立て替えたお金を律儀に私の口座に振り込んでくるのだ。
「92歳の母はちょっとした役所からの書類を捨ててしまう・・・」と嘆いていたが、姉は概ね元気だ。
Hちゃんは横浜に住んでいて仕事もあるから3ヶ月に一度帰ってくるのが精一杯。
さて、M子姉ちゃんには昔離婚して、仕方なく別れた夫の元に置いて来た男の子2人がいる。
長年別れて過ごしていたけれど、二人とも立派に成長していた。
別れた当時は辛い出来事だった。
Hちゃんは再婚相手の子だからまだ若い。
母子家庭で苦労して今までやって来たM子姉ちゃんだけど、今は平安に自由に暮らしている。
デイサービスに行くだけで、日中はピアノを弾いて楽しんでいる。
若い時から家事は苦手だったから。
お正月明けには弟息子の62歳になるjちゃんが「お年玉とデパートで買った林檎と苺」を持って母を訪ねて来たという。
親孝行な息子なのである。
だから本当に心身ともに満たされた幸せな老後なのだ。
わがままな性格は治らない。
「私 苺は嫌いやねん」
「りんごはよう剥かん」
折角母を思って買って来たのに。
コロナがもう少し下火になったら会いに行こう。