a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

加速度を増す断捨離

毎日歩けて嬉しい。

スマートウォッチには「このところよく歩けています」と出る。

褒めてもらうのは嬉しい。

今日は残念だけど雨なので、家に居て断捨離に励む。

最近は断捨離もいよいよ最終段階に入った。加速度を増さなくてはならない。

殆どはこの春に道具屋さんに持って行って貰ったのだが。

まだ残ってる(๑>◡<๑)

 

今日整理したのは、もう使う事がない布。

例えば、もう包むこともない木綿の大風呂敷。

この風呂敷というのは、昔の生活には重宝する物だった。

唐草模様(漫画では泥棒が逃げる時に肩に担いでいる)、紋付のもの、名前を染め抜いたもの・・・。

今なら段ボールの箱とかプラスチックのケースとかビニール袋に何でも入れるけれど、そんな物の無かった時代は、収納にも持ち運びにも風呂敷で包んだのだ。

 

破けることもある。

破けたら古い布を当ててチクチク縫って使う。

お茶道具や衣類にも便利に使った。

 

私が結婚した家は、以前名古屋の市中にあったので戦災で建物は全て焼けてしまった。

残ったのは庭の春日灯篭、手水鉢2個、鋳物の雪見燈籠だけ。

幸いなことに、戦前に夫の父が大阪で事業を始めたことと、夫の母が亡くなったことで、祖母が家財道具一切合切持って大阪に住居を移したのだった。

周りが戦災で焼け落ちた中で、大阪の家はかろうじて戦災を免れた。

その頃からの物を夫は今の家を建てた時に持って来た。

だから最近まで古い物が沢山残っていたのだった。

生前の夫は処分するのを嫌がったし。

 

今日は早や暮れて来たから終わりとする。