クロガネモチ 教会の横の公園で。
今朝は暖かくて寝坊をしてしまった。
大急ぎで準備をして教会へ行く。
「ハレルヤコーラス」と「新聖歌99番」の練習に出た。
急いで歩いて来たので、やっぱり汗が出て止まらなかった。
礼拝の説教は西原牧師による「38年ぶりのアレのアレ」。
今年のアレと言ったら阪神タイガースの優勝に決まっている。
私の高校の友達も一昨日、虎が張り付いている黒のキャップを被って自慢していた。
「わざわざ買いに行ってんで〜」
彼は甲子園の近くに住んでいるのだ。
エルサレムにベテスダと呼ばれる池があって、池には5つの回廊がついている。
そこには多くの病人が癒されるために居た。
その中に38年も病気にかかっている人がいたお話。
この箇所は何度も読んでいたけれど、38年という数字には気が付かなかった。
本当に長い年月なのだ。
イエスはすでに38年もの長い間、池の側で横になっている彼に言われた。
「良くなりたいか?」
病人は「池の中に入れてくれる人がいないし、行こうとすると他の人が先に降りて行きます」
と素直に孤独を訴えた。
イエスは彼に言われた。
「起きて床を取り上げ、歩きなさい」
すると、すぐにその人は治って歩き出した。
イエスによって健全を取り戻したのである。
自業自得、自由競争、友人不在、38年間孤独だったこの男をイエス様は立ち直らせてくださった。
イエス様は自分の力ではどうにもならないことを、受け入れてくださる方である。
それにしても38年は長い年月であった。