お天気が良くて、暖かくて、家中(1階)の掃除をくまなくした。
猫のトイレも洗って、
あちこちの塵をはらい、
座敷の軸をお正月にした。
これがちょっと手間取った。
押入れの一番上の段に掛け軸を重ねて置いてあるが、取るのに背伸びをしても手が届かなくなった。
それから、釘に掛けてある軸を外すのも時間がかかって「日の出」の掛け軸をようやく描けた時は汗が流れていた。
背は3センチしか縮んでないのに、腕も短くなったということかも知れない。
その後残りの年賀状を仕上げてポストまで歩く。
裏庭で柚子の残りの収穫も。
年賀状といえば、若い時は夫が出す200枚ぐらいの年賀状を毛筆で宛名書きをした。
まだプリンターが無かったし。
夫の叔母にも100枚宛名書きを頼まれた。
これは印刷したハガキ100枚と、住所録にきっちり100人書かれたのを預けられて、失敗は許されないから肩が凝った。
夫の叔母には褒められることは決して無かったので、この時「あんたは字が上手だで」と言われて煽てられてると分かっていても嬉しかった。
おまけに実家の父も私用の年賀はがきの宛名書きをこれも約100枚頼まれた。
実家の父のはちょっとしたアルバイトになったから、ホイホイと引き受けた。
住所録を返しに行ったら、お歳暮の海苔の缶やサラダオイルやいろいろ「持ってお帰り」と言われて自転車の荷台に括り付けて帰ったのだった。
実家は自転車で行ける距離にあったので、行くと、母に数枚のお歳暮のお礼状を書くのを頼まれる。
これはその場で書く。
「結構なお品をお送り頂きまして・・・」
これはペンで。
これも帰りは荷台に色々お歳暮のお裾分けを括り付けて・・・
書くことが辛いなんて知らなかった昔。
目もよく見えていたしね。
今は自分の住所と氏名をボールペンで書くのも満足に書けない。
ご飯を食べて来た〜お腹いっぱいの時は歩き方がちょっと偉そう。