a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

正座はできるか知らん

ママ パソコンするの?

プリンターとパソコンの間から片目で覗くうちの猫、クルミちゃん15歳。

 

朝から大掃除をした。

床間の軸を替えて、夏座布団に風を通して、掃除機をかけた。

畳の上に掃除機をかけるのは半年ぶり?

もしかしたら1年ぶりかも知れないな〜

玄関も綺麗にする。

娘も私も目が悪いので、埃が見えない。

でも子供が見たら埃だらけだろう(๑>◡<๑)

 

午後買い物に行く。

スーパーの前でコーラスの友達にばったり会う。

長い付き合いだけど、コーラスというのは歌ってばかりで余り話は出来ない。

おまけにパートが違ったら隣同士で喋ることもないし。

「どこへ行って来たの?」スーパーの出口なのに買い物袋も下げていない。

「お茶のお稽古の帰りやの」

え〜お茶のお稽古なんて優雅な老後の趣味だ。

彼女は私より一回りは若い。

まだ100歳を超えた母上が健在だという。

「あなた正座できるの?」って失礼な質問をしたら、

一応正座はできる。

しかし、お道具を両手で持って立てない。

だから先に立ってから、立った姿勢でお道具を取って持ち運ぶ、とのこと。

これもちょっと無様で格好悪いな〜と心の中で思った。

 

私がお茶の稽古をしていたのは20歳前後だった。

茶席でお手前をして終わってから立つ時は師匠が後ろにきて痺れる足を揉んでくれた。

お茶道具を持ってひっくり返えられたら大変だ。

日本舞踊の時もじっと座っている時に痺れないように工夫がいる。

何でも修行。

今じゃあ正座をする機会もないから、はて、できるか知らん。

「ごめん長話して」

いえいえ色々話出来て良かった。

 

午後Nさんが謡曲の稽古の帰りに来た。

「あんた正座できる?」って聞いたら、

「勿論!」

彼女は今時珍しくテーブルと椅子じゃなくて、ちゃぶ台で正座して食事をするらしい。

椅子ばっかりだと、足が弱る。って若い時に何かで知って、テーブルを片付けたという。

すごい!