7月7日 七夕。
私が幼い頃に住んでいた家の隣は竹藪だった。
七夕が近づくと一本枝を頂戴して、短冊や色紙で作った飾り物を作った。
その頃は今と違って空気が澄んでいて、夜空に瞬くお星様がよく見えた。
ほとんどの七夕は生憎雨模様で、天の川は見ることは不可能だったけど。
短冊には小さな穴を開けて「こより(紙縒)」を通して笹に結ぶ。
こよりは和紙で作る細い紐。
古い要らなくなった書類の和紙を母がくれたので作った。
墨で字が書いてあったりする。
最初にこよりの作り方を教えてくれたのは父だ。
和紙を1寸ぐらいの幅に割いて、左手で端を持ち、少し湿らせた(唾をつけた)右手の人差し指と親指でよる。
少し強くよると良いこよりが作れる。
最後は少し残しておく。
ちょっとコツを覚えたら簡単だけど、あの頃でも作り方を知らない人が多かった。
高校生の時、書道の先生が「こよりの作り方ぐらい覚えとかなあかん」とおっしゃった。
書道の時間にこよりを捻って馬を作ったりして遊んだ。
何でも植物を利用して工夫をして来た。
私は出来ないけど、藁で縄を綯うことなどもそうだし。
昔は本当に物を大切にして暮らして来た。
だから昨日も今日も、市の収集車が私が出した沢山のゴミを持って行ってくれるのを、感謝しつつ、また大いに反省もしているのだ。

お土産にもらったフィンランドのお菓子。
美しくて、柔らかくて、あま〜い。