a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

義兄の通夜

a-doll2008-05-16

新緑の美しい爽やかな日だった。
義兄の通夜に夫と行く。H姉の4人の孫達が式の間も、終わってからもしくしく泣いていた。優しい良いお祖父ちゃんだったのだろう。別れが哀しい気持ちが私にまで伝わって来る。

M子姉と梅田駅まで一緒に帰る。
M子姉は先日のテレビを見てくれた様だ。
何でもその日の午後美容院に行くと「朝テレビでお客様に瓜二つの美しい人を見ましたけれど、ご親戚かなんかですか?」と聞かれたそうな。「よだれかけのような襟の服を着ていました?」と姉は聞いたらしい。よだれかけみたいな・・・ってお姉ちゃん、私もそう思わなくも無かったけれど、面と向って言われたのは始めてで、大抵の友達はアンティックレースの襟素敵だったよ、とか言ってくれたものだが。
「えーっ、妹さんなのですか、お美しくてそっくりですね」とびっくりしはったのだそうだ。
姉にかかると、美しい自分がいて、たまたまちょっとましに映ったから妹は自分に似た。という理屈になる。
「テレビの貴女の声はすごく悪い声やったね。今しゃべってる声はそんなに悪く無いけれど」とも批評してくれた。
それから「泣いている姿もまるで演技をしている様に良かったよ」とも言ってくれた。
「演技や無くてほんまに涙が出て泣いてしもてん」と言ったら「そう・・演技みたいに美しい泣き方やったわ」
dollyちゃんに関してはいっさい感想は無し。うーむ、これは同じピアノ弾きとして姪に焼きもちを焼いているな、とすぐ姉の心が読めてしまう。
姉は誠に正直な人で世渡りが不味い。これは今に始まったことでは無く、この感想にしても、もしかしたら本人は褒めているつもりなのかも知れない。

いつものパターンだから、ブログに書いたらもう忘れることにする。

今日の花:雪ノ下