a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

そんなにきばらんでもええ

a-doll2009-09-07

昨日の礼拝のメッセージより。
ルカ15章11節〜32節より「まじめなのに幸せでない人」副題に「そんなにきばらんでもええやないか」。
ここは、有名な『放蕩息子』の件である。
ある人(神)に息子(人間)が二人あった。財産を分けてくれというので、二人に分けて与えた。弟は遠くに旅立ち、放蕩の限りをつくして無一文になった後、我に返って父の元に帰って来た。彼が謝ると父は帰って来たのをとても喜んで、元のように息子として大事に扱い、肥えた子牛をほふって祝宴を開かせた。
それを聞いた兄は面白く無い。自分は弟と違って今まで真面目に働いて来たのである。「あなたの身代を潰したあなたの息子の為に何故肥えた子牛をほふらせたのですか。この私には子やぎ一匹下さった事がありません」と父に文句を言った。
父が既に彼にも財産を与えているのを忘れているのだ。
父は「おまえの弟が死んだと思っていたのが帰って来たのだから、喜ぶのは当然ではないか」となだめて言った。
兄は責任感が強く真面目だが、歓びと感謝が無い。そして何より愛が無いのである。
私達は兄のようなタイプが多い。正義を振りかざしても愛が無いのは不幸である。そんなにきばらんでもええやないか、と教えられたのである。

今日のクルミちゃん:せせこましい所が大好き。今日はオーディオの機械の中に潜り込んでいます。