少し暖かくて元気に掃除洗濯が出来た。
夕方、ブログを書こうとパソコンを開けたら、中学校の同期生のメールリンクに訃報が入った。
司法書士のY氏がB型インフルエンザに罹って呼吸器疾患で亡くなったそうだ。
高齢になるとインフルエンザを侮ってはいけない。
今年も悲しい通知の為にメールリンクが使われるのだろうか。
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日曜礼拝説教より
「まじめなのに喜びがない人」
聖書 ルカ15:25-32
有名な「放蕩息子」のお話だが、今日は真面目なお兄さんを取り上げる。
弟の話 15:12
父との縁切りをした。
財産の生前贈与を受けて、家をはなれ放蕩の限りを尽くした結果一文無しになり、挙句の果てにユダヤ人の忌み嫌う豚の世話をするまで落ちた。
我に返って本来のあり方を思い出し、プライドを捨てて父の元へ戻る決心をした。
父は帰ってきた弟を狂喜して迎えた。
そして祝宴を開いた。
ここから兄の話。
兄はおこって、家に入ろうともしなかった。28
1、我慢だけの頑張り屋の兄
兄は父にこう言った。
「ご覧なさい。長年の間、私はお父さんに仕え、戒めを破ったことは一度もありません。
その私には、友達と楽しめと言って、仔山羊一匹下さったことがありません。29
本当は遊びたいが遊ばない。
皆が何というか恥をかくのが怖しい。
根底には不満たらたらで、喜び感謝がないから爆発する。
2、愛がない
それなのに、このあなたの息子のためには、肥えた子牛をほうらせなさったのですか」30
弟と言わずに「このあなたの息子」といっている。
相手の間違いを糾弾し無限に人を傷つける。
弟を見下している。
優秀の優の字は、やさしい、人の憂いを知るという意味がある。(太宰治)
3、報われていることに気づかない 29
父は既に財産を二人に分けてやった。15:12
勘違いをして不服を言っている。
人生の報いとは何か?
良いことができることが報い。
どんどん前に進み神に近づくと自分が罪人であると気がつく。
おまえの弟は死んでいたのが生き返ってきたのだ。
楽しんで喜ぶのは当然ではないか。32
その後兄はどうなったか?聖書には結論が記されてない。
答えはあなたが出す。
レンブラント画 放蕩息子