a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

私のお父さん

台風が接近しているようで蒸し暑い。

午後昼寝から冷めてコーヒーを入れていたらNさんが来た。

あ、今日は火曜日。

コーヒーを飲みながらおしゃべり。

毎回同じような話題だけれど、どちらも喋るに良い相手なので滑舌の衰えを防ぐにはもってこいの友人なのである。

「気つけて帰って〜」と送り出したら蚊に刺された。

 

最近ある方に、ご実家は「**さん」ですねんてな~と言われた。

何でも彼は大阪市で事業をやっていて、その関係から「**」をご存知だったので、この度M子姉ちゃんが洗礼を受ける際に私の旧姓も分かった(姉は旧姓に戻っているから)みたい。

彼も詳しくはご存知ないらしくて、ただ創業が古い会社で扱っている商品がご自分の事業と繋がっているのだという。

 

彼も母方の事業(祖父さんの代から)を継いでいるとのこと。

何故分かったのかもう一つ良く分からないが、大阪に住んでいる限り良くも悪くもどこかで素性が知られてしまうのはしょうがない。

 

「**」というのは30年前に亡くなった私の父が若くして立ち上げた卸商の屋号で今は社名となっている。

太平洋戦争を挟んで、事業を拡大して販路を広げた。

正直で真面目で頑張り屋だった男、それが私のお父さんなのだ。

 

むし暑くて何もしたくないこの夏。

庭は伸び伸びと生える雑草を眺めるだけだし、出かけようとしたらタクシー代も要る。

涼しい部屋で音楽を小さめに聞きながら、大好きだった父のことを思い出して見ようと思う。

私のブログは単なる日々の記録の日記なのだけれど、初期からの読者というのが何人もいて、それは私の親族である姉や甥や姪たち。

姪の一人、兄の娘であるMちゃんの希望もあるし、ブログが書ける間に、生きている間に「私のお父さん」なる人との思い出を綴ろうと思う。

 

私の親族でない読者の方には退屈でしょうからどうぞ読み飛ばしてください。