恐ろしい台風。
こちら大阪南の方は、風も雨も大したことなく通り過ぎようとしているが。
テレビばっかり見ていると不安がつのりくたびれるから、コーラスの練習をしたり、聖書の勉強をしたりして心を落ち着かせる。
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聖書の植物(6)ー「ゆりの花」
キリストは自然の中から霊的な真理を多く語られたが、その中の一つ「ゆりの花」を指して大切な信仰の在り方、生き方を教えられた。
有名な山上の垂訓から学ぶ。
聖書 ルカ12:22-31
1、自然な美しさ
ゆりの花のことを考えてみなさい。
どうして育つのか。
紡ぎもせず、織りもしないのです。
しかし、わたしはあなたがたに言います。
栄華を窮めたソロモンでさえ、
このような花の一つほどにも着飾っていませんでした。27
キリストはイスラエルの歴史上、栄華を窮めたソロモンに勝る美しさを「ゆりの花」の中に見ておられる。
「私の栄華を見て!」というソロモンの人間的力と美とは違い、誰に見られるわけでもないのに、朝になれば花弁を開き夕になれば閉じる。
また誰も足を踏み入れない山奥の野にも美しく咲く。
私たちは誰を意識して生きているのか?
2、小さな花に対する神の恵み
しかし、きょうは野にあって、
あすは炉に投げ込まれる草をさえ、
神はこのように装ってくださるのです。
ましてあなたがたには、
どんなによくしてくださることでしょう。28
「よく」とは「最善」である。
最高でなくても最善と信じ感謝することが大切。
3、神の国を求めることが心配から解放される生き方である
何はともあれ、あなたがたは、神の国を求めなさい。
そうすれば、これらの物は、
それに加えて与えられます。31
心配は様々な必要が満たされていないことから生じる不安である。
しかし心配しても不安は無くならない。
心患うだけである。
必要が満たされるためには神の国を求めることだと教えられた。
神の国を求めるとは、神の御心を第一にする生き方のことである。
その時、「これらの物は、それに加えて与えられます」という約束を伴っている。