a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

アブラハムの生涯(13)ー魂の故郷

f:id:a-doll:20200628160207j:plain

紫式部の花も可愛い。

今日、教会でYさんにブログの写真が良い、と褒めてもらったので今日も庭で撮った・・・蚊に刺されてかゆいかゆい。

 

  *  *  *  *  *  *  *  *

 

婦人聖書の集いより

アブラハムの生涯(13)ー魂の故郷

 

聖書 創世記23:1-9

1、妻サラの死

最愛の妻サラが死んだ。

アブラハムは来て2 とあるから、アブラハムは仕事から戻って来て妻の死を知ったのだ。

死に目にも会えない人生の無常。

しかも自分より10才若い妻の死。

人は年の順番に死ぬとは限らない。

それだけにショックは大きかったであろう。

死はいつ起こるか分からず儚いものであるから死の備えをする必要がある。

 

 私たちの齢は70年。

 健やかであっても80年。

 しかも、その誇りとするところは労苦と災いです。

 それは早く過ぎ去り、私たちも飛び去るのです。

 だれが御怒りの力を知っているでしょう。

 だれがあなたの激しい怒りをしっているでしょう。

 その恐れにふさわしく。

 それゆえ、私たちに自分の日を正しくかぞえることを教えてください。

 そうして私たちに知恵の心を得させてください。   詩篇90:10-12

 

2、悲しみの乗り越え方

①自然の感情を表す。

アブラハムはサラのために「悼み、悲しみ、泣いた2 とある。

感情は素直に表して良いのだ。

②「立ち上がる」

・・・なき人のそばから立ち上がり

「立ち上がる」は身体的な意味ばかりではなく内面も含めた言葉。

十分悲しんだ後、精神的にも立ち上がって行ったのである。

過去の悲しみに引きずられて生きることは天に帰って神の御心を知った死者も願っていない。

悲しんだ後は、どこかでけじめをつけて立ち上がること。

 

3、真の故郷

アブラハムは妻サラのために墓地を購入する。

そして「私はあなたがたの所に在住している寄留者ですが と言う。

寄留者とは地上に住んではいるが、本拠地は地上ではなく天の御国であるとの意味である。

  ヘブル11:13-16

信仰者にとって葬儀は天の故郷を示す時なのである。