良い天気だけど寒くなってきた。
庭に出て植木の点検。
風で飛ばされて木に引っかかっている剪定された枝を掃除する。
午後はコタツに入って映画鑑賞をする。
毎日の日課だけど。
昨日BSで放映されたので久しぶりに観た。
何度見ても胸がスカッとする大好きな映画。
原作はスティーブン・キングの「刑務所のリタ・ヘイワース」
1994年製作。監督フランク・ダラボン。
銀行の副頭取まで務めたアンディ(ティム・ロビンス)は冤罪で終身刑を言い渡され刑務所に入る。1947年のことであった。
刑務所での日々は過酷なものであった。
一方刑務所に終身刑で入っているレッド(モーガン・フリーマン)は仮釈放の審査で却下される。レッドは囚人たちの調達屋をしている。
映画の中でレッドは10年毎の仮釈放を何度も却下となっている。
アンディの刑務所での生活は酷いものだった。
刑務所の中は腐りきっている。
筆舌に尽くしがたい仕打ちを何度も受けた。
レッドと親しくなって、必要なグッズを手にいれる。
ある日、アンディに大きな女優のポスターをプレゼントした。
月日が経ってリタ・ヘイワースがマリリン・モンローに、ラクエル・ウエルチに変わっていった。
事が動いたのは1965年の事だった。
何が一番好きかというと、脱獄して排水管の中をくぐり抜け、川へ出て両手を挙げて自由をアピールする場面。
閉塞感がぱっと消え去り自由を得た喜びが共感できる。
他にも脱獄する映画は多くあるけれど、この映画は脱獄の後の未来図も出来上がっていて、達成感も感じられて好きなのだ。
1990年頃の映画は娯楽作品として良い作品が多い。
話が分かりやすい。
昨日のアンタッチャブルでもそうだけど、誰が見ても良く理解できる。
むやみやたらと時が行ったり来たりしないのだ。
最後のメキシコの海の青さも素晴らしい。
好きな映画百選に入れる。