曇りで少し寒い。
家から一歩も出ず。
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エステル記(6)
聖書 エステル記6:1-4
1、どんでん返しの始まり
「王は眠れなかった」1とあり、それで王は「記録の書」でも読んでみようと係官に命じた。
その記録の書の中に、かつて王に暗殺を目論んでいた者たちの事をモルデガイが報告して王が命拾いをしたことが記されてあるのを発見した。
それで王はモルデガイに褒美を与えようと考えていたところに、ハマンがモルデガイを木に吊るす許可を得ようとして王の庭に来た。
王はハマンに「王が栄誉を与えたいと思う者にはどうしたら良いか」と尋ねたら、ハマンはてっきり自分の事だと早合点し、6
自分が受けたい栄誉を並べ立てる。7-9
すると王は「その通りをモルデガイにせよ」と命じたので、10 ハマンは泣く泣く王の命令通り、最もしたくなかったモルデガイにしなければならず・・・大恥をかく。11.12
2、レッスン
①日常の小さな営みも神の御手の中
「王が眠れなかった」という誰にもあるような事柄も、大きなところで神の御手の中にあることが分かる。
それは「眠れない」と言う不快な状況で冴え、である。
二羽の雀は一アサリオンで売っているでしょう。
しかし、そんな雀の一羽でも、
あなたがたの父のお許しなしには地に落ちることはありません。 マタイ10:29
②絶妙のタイミング
もしハマンが一日早く王に陳情に来ていたら、王はその時まで信頼を置いていたハマンの言う通り、モルデガイの殺害計画も許可しただろう。
王が眠れず、記録を読んでのちにハマンが来た事を思うと「神の時」は絶妙なタイミングであることを思わされる。
神のなさることは。すべて時に叶って美しい。
神はまた、人の心に永遠を与えられた。
しかし人は、神がおこなわれるみわざを、
初めから終わりまで見きわめることができない。 伝道者の書3:11
③自惚れは恥を見る
ハマンは王から「栄誉を与えたいと思う者にどうしたら良いか」と尋ねられ、それは自分しかない!と錯覚し、結果大恥を書いた。
自惚れは見るべきことを見えなくさせる。
もしあなた方が盲目であったなら、
あなたがたに罪はなかったでしょう。
しかし、あなたがたは今、「私たちは目が見える」と言っています。
あなたがたの罪は残るのです。 ヨハネ9:41