涼しくて曇り空で坂道を歩いても汗をかかなくて最高。
集会所で「体操教室」と続いて「歌の会」にも参加した。
コロナがようやく下火になった。
屋外ではマスクを外しても良いとのことだけど、皆マスクをしているのは何故?
コロナの間にたくさんのドラマや映画を観た。
中でも今まで知らなかった韓流ドラマに嵌った歳月だった。
韓流ドラマは長く続く・・・16回から36回というのもある。
作品によっては退屈するのもあるのだけど、特に同じ場面が繰り返し続くと私の瞼は重く塞がってついにはまどろみの世界に入ってしまうのだ。
筋立てが分からなくなるけれど、大抵は何度も同じシーンが行き来するので、おおよそは理解できる。
そろそろキスシーンになるぞ〜とか、終わりに近く一度二人は別れそうになる。流れは大体同じ。
分かっていても面白い。
好きなドラマを挙げると(多すぎて絞るのは難しいが)
1、椿の花咲く頃
2、ウ・ヨン・ウ弁護士は天才肌
3、愛の不時着
4、マイ・ディア・おじさん
5、応答せよ1988
奇想天外なファンタジーも多いし、タイムトラベルものも多い。
憑依ものとか体ごと入れ替わるとか。
多くは財閥の御曹司が出て来て、親が早くに亡くなって不幸な子供時代を過ごした女性とのロマンス。
衣装とかインテリアとかが垢抜けていて魅力的。
我が国のドラマの時代劇は暗いけれど、韓流時代劇は底抜けに明るい。
どうせドラマなのだから奇想天外が楽しめたら良い。
1番に上げた「椿の花咲く頃」は2019年のロマンチックコメディであってしかもよく出来たミステリードラマ。
最後まで犯人が分からないで最終回(20回)の中頃で分かる。
物語の場所は海辺のオンサンという田舎町。
住民は全員顔見知りという濃い人間関係が結ばれている。
主人公の警官ファン・ヨンシク(カン・ハヌル)は田舎弁丸出しの好人物で、正義感あふれてすぐ行動に出る。
何人その手で犯人を逮捕して報奨されたか分からない。
このカン・ハヌルが実に良い。
表情が豊かで自然でうまい。
主人公はオ・ドンペク(コン・ヒョジン)、子連れでオンサンにやって来てスナックを始める。
オンサンでは連続放火殺人事件が起こっていて犯人はまだ上げられていない。
ドンペクは最後の殺人事件の唯一の目撃者だった。
・・・・。
この手のドラマは2回見ないと理解できない。
私がアホだからでもあるが、脚本が緻密に描けていて、見落としている所もある。
2度目で「あっそうやったのか」と頷ける内容になっている。
そんな訳で、これから私は忙しく日々を過ごすことになりそうで、それはそれで嬉しいのだけれど「しばしのお別れ」も寂しいのだ。