a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

ヤコブ物語(14)「エジプト行き」

バンマツリ

 

昨日からずっと雨が降り続く。

花は雨に打たれてよれよれ。

寒いような暑いような高齢者にとって体調管理が難しい梅雨の季節に突入した。

庭掃除も出来ないし、今日も聖書の勉強を。

 

 

      *  *  *  *  *  * 

 

 

ヤコブ物語(14)「エジプト行き」

 

最愛の息子ヨセフの生存を知り、早く会いたいと気がはやる父ヤコブだが、

その前に確認しておきたかった事があった。

 

聖書 創世記46:1-34

 

1、神の御心を尋ねる

 エジプトは祖父アブラハムが苦い経験をした国である。

(その話をヤコブは直接聞いたのか?祖父アブラハムが亡くなった時ヤコブは生まれていた?)

ヤコブはカナンの最南端の町べエル・シェバで神の御心を尋ねる。

神からの言葉

エジプト行きを恐れるな。3a

そこであなたを大いなる国民(くにたみ)とする。3b

必ずあなたを再びカナンへ連れ上る。

 そしてヨセフが、その手であなたの目を閉じてくれるだろう。

 

嬉しい事があって気がはやる時、神の御心に聞くことを忘れがちである。

気をつけたい。

 心を尽くして主に拠り頼め。

 自分の悟りに頼るな。

 あなたの行く道すべてにおいて、主を知れ。

 シュガあなたの進む道をまっすぐにされる。 箴言3;5、6

 

2、感激の再会

 ヨセフ「父に会うなり父の首に抱きつきその首に縋り付いて泣き続けた29

 ヤコブもう今、私は死んでも良い。

     お前が生きていて、そのお前の顔を見たのだから30

22年の間、ヤコブは1日とて息子のことを悲しまない日は無かっただろうし、

ヨセフもまた高齢の父が生きているか不安な日々を送っていたに違いない。

神はそれぞれを守ってくださっていた!

 

ヨセフは痩せた父の首を抱き続けた。

「戯れに母を背負いてその余り軽きに泣きて三歩あゆまず」石川啄木

「懐かしき父を抱きてその余り軽きに泣きて涙止まらず」ヨセフ

神は私たちの想像を超えたところで素晴らしいことを実現してくださる御方。

 

3、生活保障ーゴシェンの牧草地での生活

牧畜業を忌み嫌うエジプト人 34 からヤコブたちはその生業を軽蔑される不安があったが、エジプトの都会から200kmほど離れた牧草地ゴシェンに高待遇を得て住む様になる。47:5、6

案ずることは何も無かった。

神は私たちが願う先に必要を知っていて備えてくださる。

 あなた方の父は、

 あなた方が求める前から、

 あなた方に必要なものを知っておられるのです。 マタイ6:8