夫の俳句の友達O村氏の車で飛鳥村に行く。
大雨の予想だったので覚悟をして出かけたが雨はさほどでもなく、新緑が雨に濡れて夢のような美しさ、その上人出もなく道も空いていた。
蔵の中から、本や着物をさがし持ち帰ることにする。
家の管理を任している隣のHさんは、お土産に天川村から届いた豆腐とわらびの湯がいたのを持たせてくれる。
昼食を済まし、近くの飛鳥資料館に行く。
Hさんは無料で入る手配をしてくれたので（飛鳥の住民は無料）、見学をする。
今どきの博物館にしてはアンハイテクで説明不足だ。
ずーっと以前に来た時から余り変わっていない。
でも、ゆっくりキトラ古墳と高松塚古墳の壁画の特別展を見て回った。
見学者の少ない博物館の、しかも古墳の発掘品の展示してある場所はちょっと恐い。
夫とO村氏と一緒だから、良かったけれど。
帰路も滴る緑の中を気持ち良く走った。
口数の多い騒々し夫と寡黙で物静かなO村氏、良いコンビだ。
年令は１５才も年が若いのだが、良く我慢をして付き合ってくれていると、感謝する。
夕飯に湯豆腐にして食べたが美味しかった。
