a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

喪中の葉書

12月に入ってから喪中の葉書を沢山受け取る様になった。
辛い葉書が多い。
お母様を亡くしたOさん、奥様を亡くしたI君、今日はDさんから11月にご主人が亡くなった旨の葉書が来た。
どんなにか悲しんでいるだろうと電話を掛けたら意外と元気な声でほっとした。
2年前に胃がんが見つかって治療していたが、抗がん剤の治療も入院しているのもいや、と通院もしなくなって家で闘病生活を送って最後も自分の部屋で迎えたのだ。
近所の先生の週2度の往診と、訪問看護士さんが毎日来てくれたし、ほとんど最後までお手洗いも自分で行けたようで、大して痛みも無く(痛み止めも良く効いたらしい)、彼女は身体も小さく弱いのに、看病疲れもしなかったらしい。
「終末を自宅で迎えられて幸せな人やった」と言った。
元気になったら同窓会に行くわ、と前向きでほっとした。でもきっと寂しいのだろう。30分しゃべっていた。
これからも時々電話を掛けようと思う。