a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

放映の後

朝、テレビで私達家族を取り上げた番組が映った。
ボストンに居る娘には、パソコンの前に小さなテレビを持って来て、スカイプを通して見せた。
30分番組なのだが、最初のコマーシャルで早くも夫の友達から電話が掛かって来た。「テレビ見せてもらっています。お元気そうですな〜」友達の顔がテレビに映ったので嬉しくなったみたいだ。全部終わってからにしてくれと言いたかった。
放送が終わったら、本格的な電話攻勢が始まった。すぐ電話して来るのはお年寄りに多い。待ちきれないみたいだ。
その点メールは有り難い。でもすぐに返事が書けない程電話で忙しかった。
嬉しかったのはC子姉。ベッドの上で寝て、お嫁さんに携帯の番号を押してもらって掛けて来た。「Nちゃんに逢えて良かった」と言って泣いていた。
兄嫁のKさんからも、姪のMちゃんが偶然見ていたそうで「10チャン早よ見て!Nちゃん出てる」と電話をくれたのだそうだ。「Jさんも(兄)泣いたはったよ」と言った。当たり前だ。長い間逢っていない姪が、外国でどんな暮らしをしているのか尋ねもしなかったのだ。
これで、兄にも血が流れているのが解ってほっとした。
誰かが偶然テレビで私達が映っているのを見る。すぐに友達に電話をする。「Aさんテレビに映ってるよ〜」と。そして沢山の人が見てくれたみたいだ。
私はドーンセンターでの演奏会に出るので午後出掛けた。夫が留守番していたのだが、ずーっと電話でしゃべっていたみたいだ。
ところで、こうゆう番組は若い人が見ている。コーラスの仲間でも「今日テレビ見たよ」といったのは若い人ばかりだった。
中には「何で言うてくれへんかった」と怒る子も居て、今度録画を見せるからと約束した。
でも嬉しかった。長い間会っていない人からメールが来たり電話が有ったりして、疲れたけれどとても良い日だった。