先週は張り切りすぎて、無事に全部済んだら今日はくたびれてしまった。
外は嵐のようなお天気なので、どこにも出かけず、食べ物は冷蔵庫を掃除して充分美味しかった。
午後はミステリーチャンネルをみている間に寝てしまった。
目が覚めていても筋が分からないのに、途中で寝たら誰が犯人か益々わからん。
明日、もう一度初めから見なくては・・・。
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婦人聖書の集いより ハンナ
聖書第1サムエル1:1-28
今日学ぶハンナが生きた時代は紀元前1000年ごろ。
サウル王やダビデに大きな役割を果たした預言者サムエルの母である。
山地に住むエフライム人エルカナという人がいた。
エルカナには2人の妻が居た。ハンナとペニンナ。
1、ハンナの苦悩
a、子供が無かった。
イスラエルの幸福な要素の3つ
・長寿・繁栄・子宝
特に女性にとって子宝は必須で、子供を得ないことは様々な苦悩を味あわせた。
b、ペニンナによる嫌がらせ。
夫エルカナは自分よりハンナを愛しており(5)、
そのためペニンナはハンナを憎み、ハンナが子供を持たないことで「ひどく苛立たせた」(6)、
それも執拗ないじめをした。(7)→涙を流し続け食欲も無くすハンナ。(7、8)
2、苦悩の解決
a、夫エルカナの愛もハンナの心に届かない。
エルカナは子供を持たないハンナに特別の配慮をし(5)、
慰めの言葉をかけていたが(8)、
ハンナの心はなお痛んでいた(10)。
夫婦でも互いに知り得ない部分がある。(創世記2:11)
b、激しく泣き、主に誓願を立てて祈るハンナ(10、11)
心痛むときに訴える場所を持つものは幸い。
神はわれらの避けどころ、また力。
苦しむとき、そこにある助け。 詩篇46:1
c、祭司エリの言葉(17)
主に祈り祭司エリの言葉を聞いた後、重荷は取り除かれた。(18)
d、男の子を与えられる(20)
後に活躍する預言者サムエルの誕生である。
3、第一サムエル1章が語るメッセージ
ハンナの一生を考える時、ペニンナさえいなければいじめられることはなかったし、苦悩は半減したであろう。
しかしペニンナが居なければ、ハンナの神への切なる祈りも生まれなかったのではないか。
さらにはサムエル誕生も実現しなかったかも知れないのである。
苦難は喜ばしいものではないが、苦難の持つ大きな意義を感じさせるハンナの人生である。