a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

モーセ(13) 奉仕の心構え

8月9日 長崎原爆犠牲者慰霊平和記念式典中継を見る。

11時2分、黙祷。

 

長崎市長の挨拶は力強くてよかった。

でも誰よりも、92歳の被爆者代表の岡信子さんの「平和への誓い」は素晴らしかった。

岡信子さんは被曝から3日後、被爆者の救護所で看護専門学校生として働く。

自分も爆風によって大怪我をしながら働き続けた思い出を語られた。

当時の凄惨な被爆者の状況と自分も家族を必死に探したこと。

 

命ある限り語り継ぎ、核兵器廃絶と平和を訴え続けて行く事を誓う。としっかりした言葉で話された。

素晴らしい。

 

   *  *  *  *  *  *  *  *

 

 

モーセ(13) 奉仕の心構え

金剛バプテストキリスト教会婦人聖書の学びより

 

今日の箇所は天幕を作る話。

天幕とは教会の前身の様なもの。

民が神を礼拝する場所を建設する。

神はここで奉仕を果たす上で大切な心構えについて語られた。

これは今日にも適用される。

 

聖書 出エジプト35:4-22

1、すべて、心から進んでささげる者 

人に言われて、とか、また決まりだからとか、あるいは義務感からでもなく、

「心から進んで」という自発的な心が求められる。

 

2、心に知恵のある者 10

天幕を作る上で確かに知恵は大切である。

しかし聖書で「知恵」とは、単にノウハウ的な知恵、知識を意味しない。

 

①神を畏れ敬うこと知恵の始めである。

ーー優れた科学者であっても原子力の発見、発明は方向を間違えば原子爆弾を作ることにもなる。

真の知恵は、

 主を恐れることは知恵の始め、

 聖なる方を知ることは悟りである。 箴言9:10

 

②知恵は神に求めることで与えられる。

 あなたがたの中に知恵の欠けた人がいるなら、

 その人はだれにでも惜しげなく、

 とがめることなくお与えになる神に願いなさい。

 そうすればきっと与えられます。

 ただし、少しも疑わずに、信じて願いなさい。

 疑う人は、風に吹かれて揺れ動く、

 海の大波のようです。

 そういう人は、神から何かをいただけると思ってはなりません。

 そういうのは、二心のある人で、

 その歩み道のすべてに安定を欠いた人です。

  ヤコブ1:5-8

これは奉仕や生活上の知恵不足の時の励ましである。

 

3、心を動かされた者 21

「感動」が求められている。

一般的に「感動」とは、心がジーンとくるとか心がときめくことだが。聖書では違う。

「感動」=「心を神に上げる」との意味。

その務めが、人に向かってする方向から、神に向かってする方向に変わっていくこと。

人間的に感動しなくても、その務めを神に対して成す思いがあれば良い。

方向が変わると思いが変わる。

思いが変わると心も変わるのである。

 何をするにも、

 人に対してではなく、

 主に対してするように、

 心からしなさい。  コロサイ3:23