a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

ヤコブ物語(10) 「エサウの系図」

中学校の同級生のLINEグループが有る。

27人も登録しているがやり取りするのは僅か数人で、後は面倒臭い!

まめに投稿する人が連休の過ごし方を披露している。

「昨日から孫たちが帰省、嬉しいけど忙しい」

「広島へ転勤した孫がやってくる」

「孫と飲みに行く約束をしている」

などなど。

私は連休は何もないから投稿しない。

僻んでいるわけでもないよ。

 

久しぶりに落ち着いた日を過ごす。

庭の掃除をしたり、パンを焼いたり、ジャムを炊いたり・・・。

聖書のヤコブさんも長らく放ってあった。

 

   *  *  *  *  *  *

 

ヤコブ物語(10) 「エサウ系図

 

ヤコブの双子の兄弟エサウは率直で好感の持てる人物であるが、信仰に生きたとは言い難かった。

そのエサウ系図が長々と記されているのが36章。

金剛バプテストキリスト教会婦人聖書の集いより。

 

聖書 創世記 36:9ー43

 

1、エサウの子孫の繁栄と豊かさ

①多くの子孫が与えられた。

 特筆すべきは「首長」という地位が与えられた人物が多い。

 15−30 40−43

 そして31−39まではさらに地位が高くなって「王となった」人々の記録である。

②また「温泉を見つけた」24 とある。

 それは健康な生活や医療にも利用されたのだろう。

 一言で言って、エサウの子孫は繁栄した。

 

2、エサウ系図から見えてくるもの

繁栄や豊かさ、文化生活の発展は信仰によるとは限らない。

時として神を信じない人の繁栄は脆く長続きはしないと聞くことがある。

しかしエサウの子孫の繁栄は何代も続いているのだ。

信仰に目覚めたという記録はないが、子孫は繁栄したのである。

聖書を読んで理解しなければいけないことは繁栄や豊かさは必ずしも信仰から来るとは限らないということである。

 

3、信仰と繁栄の関係

①人が信仰を持つのはご利益(繁栄)をもたらしてくれるからだというのは悪魔の考えである。

ヨブ1:9−11

私たちが神を信じる理由はどこにあるだろう?

②聖書には繁栄にいきたアブラハムもいるが、マケドニア教会のように極度の貧しさの中に生きた人々もいる。

 第2コリント8:2

③健全な信仰

 ピリピ4:12−13

・信仰者は時に神の恵で豊かさを与えられる。

 しかし時には貧しさを経験することもある。

・大切なことは豊かさに溺れず、貧しさにも足ることを知ることだ。