朝から雨。
公民館へコーラスの練習にゆく。
今日3月23日はうちの猫の14歳の誕生日。
14年前、娘と私が大事な家族を失った悲しみを抱えて春の日々を鬱々と過ごしていた。
ある日、ソファーに寝転んでミニコミ新聞を読んでいた娘が「猫の子を上げますって出てるわ」と言った。
「見に行こうか?」
早速見に行った子猫。
美しい目をした小さな雌猫が4匹の子供を産んだのだ。
4匹の子猫はすでに3匹は貰い手が決まっていて、残っていたのが小さな雌の子猫だった。
「この子もらいたいわ」
まだ乳離れをしてないので、もう少し経ったらお届けします。と約束が出来た。
そうして5月連休明けにやってきた子猫クルミちゃん。
それはそれは悪戯でたちまち障子や襖は破れた。
亡き夫は「猫は飼ったらあかん」と常々言っていた理由がこれだった。
でももう遅い。
クルミは私をママだと思っている。
どれだけ私の悲しみを癒してくれたことか。
お外は雨やね〜
女王様になった夢を見たわ。