a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

2008-01-01から1年間の記事一覧

作品展の準備

ドールハウスを作品展の会場の集会所へ搬入。I川さんの車のトランクに何とか収まった。トランクの蓋は開けっ放しでそろそろと集会場まで走る。 搬入だけして帰宅。病院から帰って再び集会所へ。 頑丈に梱包しておいてもどこかが壊れたりひっくり返ったりして…

女性の見舞客

今日の見舞客は、俳句の友達の女性3人。 看護士のSさんに昨日から言ってたので、朝から髭をもう一度剃ってくれていた。さっぱりとした顔で車椅子に座らせてもらって、談話室で見舞客を迎えた。 「雲舟さんKです」「Mです」「Yです」とそれぞれが挨拶してく…

インフルエンザの予防注射

昨夜ニュースで、早くも堺市の小学校でインフルエンザによる学級閉鎖が有ったといった。 これは大変。 今年はまだワクチンを接種していなかったから、急いでしておかないと罹ったら大変だ、と今朝一番におおたクリニックに行ったら、何と待合室に患者が溢れ…

また道に迷う

晴れて気持ちが良いので、歩いて整形外科に行く。 帰りはグーグルアースで見つけた近道を歩く。いつの間にか住宅がぎっしり建って、所々に並木の小径が有ったりする住宅地の間を通り抜ける。 紅葉した木々の間を歩くのは素敵だなとか思いながら歩いていたら…

おでこにたんこぶ

不思議な事が有った。 9月と10月の2回、おでこにたんこぶを作った。 9月のはお風呂で髪を洗って雫が目に入るので、目を瞑ったまま湯船に浸かろうとしたら、蛇口にコツンとおでこをぶっつけて、たんこぶが出来た。夫が入院してすぐだったから、痛いなん…

帽子の箱を作る

病院に着くと夫は何か言いたげで「う、う」と言っている。看護士さんが来て「今さっき、お見舞いの方が見えてましたよ。お手紙を置いて行かれました」と言ったので、見ると、夫の謡曲の友達が娘さんと一緒に来て下さったようだった。 「Yさん来はってんね」…

秋の日の憂い

雨の日曜日。少し肌寒く何となくメランコリックになる。 今日は夫も無表情でがっかりだった。近所の酒屋さんが見舞って下さったが、夫は全く知らん顔で悪かったな…と思って私が落ち込んでしまう。 最近私は笑うことが無くなった。今までならコーラスに行くと…

いつしゃべる?

胃瘻をするのは大変だけど、ぐんと人間に近くなった気がする。顔色も良い。鼻に管が入っているのはやはり変だった。 もう鼻をほじっても大丈夫。ミトンは要らなくなった。 食べる練習もしやすい。 来週からリハビリが本格的に開始出来る。 先週夫は「いや、…

マチュピチュ遺跡

何度も車で病院へ通ってくれているN川さんは、来月の始めからペルーのマチュピチュ遺跡のトレッキングの旅に出る。 マチュピチュ遺跡の背景に有る山を歩くらしい。高所恐怖症の私には考えられない怖い旅である。 インカの遺跡は見たいとは思うけれど、ちょっ…

外科手術を受ける

若い頃に胆石の手術をしたせいで、腸が胃壁とお腹の皮の間にせり上がっていて、胃カメラに寄る内科的な胃瘻が出来なかったので、今日は外科の手術を行った。 主治医の先生は「簡単な手術だから心配ないよ」とおっしゃったが、外科の主治医の先生は慎重で、リ…

俳句誌に掲載

昨日夫の所属している俳句の11月号が届いた。 毎月順番に同人特別作品が掲載される事になっていて、今月は夫の番。開くとちゃんと夫の作品が6句載っていた。 発病して以来投句が出来なかったにも関わらず、穴を開ける事なく掲載されたのは本当にラッキー…

夜の楽しみは映画

私の1日は、午前、午後、夜とはっきり別れて毎日同じ。午前中は庭に出たり家の中の掃除、洗濯、或はアトリエでドールハウスを作る。友達からの電話で費やす事もある。 午後は夫に会いに行く。夕食の準備は30分、メニューは病院の帰りの電車の中で決める。…

夫とテレビ

N川さんが迎えに来てくれて病院へ行く。 彼女が「3大美人の一人、N川さんが来ましたよ」と言ったら笑ったので大喜び。 今日出来た事。テレビのリモコンを持たせたら、チャンネルを変えようとした。まだ力の入れ具合が解らないのと、リモコン自体が小さいの…

不機嫌な夫

よい天気の日曜日だ。 電車で病院へ行く。日傘も要るし、歩いていると汗ばむ位だ。 今日は夫は不機嫌。返事も無し。車椅子での散歩中もずっと不機嫌な顔をして居た。 ベッドに戻ってテレビを付けたらじっと見ていた。彼はテレビが好きなのだ。これから毎日テ…

アメリカの美味しい血

昨夜H子姉が電話をくれて「Dollyちゃん元気に発った?」と聞いてくれた。 それから夫が「少ししゃべったらしいよ」と報告するとすごく喜んでくれた。 『這えば立て、立てば歩めの親心』とか『3歩進んで2歩下がる』とかが今の夫に当てはまる言葉だと言った…

しゃべった(?)

娘が再びボストンに旅立って行った。 1人で電車に乗って病院へ行く。夫の俳句の友達のTさんが様子を見に来て下さった。 今日も食べるリハビリの先生がいらっしゃって、食べさそうとしたところ痰が喉に絡まっていて、上手く行かなかった。 という訳でゼリー…

夫の進歩

タイミングの良い日って有る。 今日がそうだった。 アメリカの友達から電話が掛かって来たとき、娘は出掛ける寸前だった。 娘のいない時に掛かると、私はおたおたしてしまうのだ。急には頭を英語バージョンに切り替えられない。 午前中に修理に出していたプ…

今日はゼリーが嫌なのですか

病室に行くと夫は昼寝から目覚めた所だった。 ぼーっとしている。そこに食べる機能専門のリハビリの先生が来て、早速ゼリーを食べさせて下さった。 夫は何が原因か機嫌が悪く、スプーンでゼリー(葡萄)を入れて貰っても飲み込もうとしない。 いつまでも上あ…

食べ初めの日

朝から降り続く雨。秋の雨はメランコリックになる。 夫の病状は大して進歩せず、筋肉が落ちて来るのを見るのは悲しい。 夫の夏物の衣類を整理する。新しい服を買うのが好きな夫は、沢山のシャツやズボンを持っている。ちょっとくたびれたのは処分する事にし…

たこやき

娘はたこ焼きが好き。幼いときから何年経っても変わらないのである。 病院から駅までの通りにたこ焼き屋さんが2軒有って、アメリカから帰って間無しに1人で病院へ行った際、1軒目のお店で早速買って来て、私にも食べさせてくれた。 今日は2人で病院から…

訪問客

夫の病状はゆっくりとしか快方に向かわないが、季節は足早に過ぎて行く。 今日は晴れた空にうろこ雲が美しかった。 午後、娘の小学校の頃の友達が、他府県から車でお嬢さん2人を連れて娘に会いに来てくれた。 下のお嬢ちゃんは小学生。ふっくらしていて彼女…

久しぶりのコーラス

夫の病院へは娘が行ってくれたので、42日振りに(6週間振りに)同窓会コーラスに出席した。 来年2月に10周年リサイタルを計画しているので、欠席者も少なく熱心に練習しているようすだった。 メンバー達は、寄って来て見舞いと労いの言葉をかけてくれ…

見舞客

近所で最近始まった句会のメンバー3人が夫を見舞って下さった。 「先生、早く治って俳句の添削お願いします」と口々に叫んでいたので、夫は少し笑って嬉しそうだった。 今日は夫の掛かり付けの開業医の岡本先生が見舞って下さった。 元気な時に夫は自分から…

娘の誕生日

今日10月9日は娘の誕生日。産まれた日は日曜日だった。晴れていて病院の近くの小学校では運動会をやっていた。ピストルの音や歓声が聞こえて来て、その音までが赤ん坊の誕生を祝福してくれているように感じて幸せだった。 妊娠中に何度も切迫流産の危機が…

おしゃれな見舞客

木犀が盛んに秋の香りを播き散らしている。 秋らしい気持ちのよい日になった。 午後、牧師夫妻が車で迎えに来て下さって、娘と私と一緒に病院に行き夫を見舞って下さった。 牧師夫人のMさんは、上品なドレスを着ていらっしゃった。 相手の病人が例え意識障害…

休養日

今日は娘が歯医者に行ったついでに病院に行ってくれたので、私は家で休養する事にした。 9月1日以来毎日毎日病院に通っていたので、本当に久しぶりの休養日。 昼寝もしたし、後はドールハウスを作る。 娘の体調はぐんと良くなった。昨日ボストンの保健所か…

本を斜めに読む

昨日、Sakuraちゃんが「叔母ちゃんは本を読むのが早いね」と言った。 私は本を斜め読みをする癖が有る。だから早く読める。たまにはじっくり読む場合も有るけれど、面白くて早く結末を知りたい時はどんどん斜めに読み進む。だから細かいデテールを飛ばし、理…

久しぶりの肩こり

静かな雨の音を聞きながら良く眠った。 8時間も沢山夢を見ながら眠った。 目覚めたら首が痛く何日ぶりかの肩こり。夫が入院してから大変だったのに肩こりなんか無かったのにである。 ホカホカ懐炉の小さいのをハンカチでくるんで首に巻き、肩こり用のチタン…

ちょっとくたびれた

この10日余り、夫の事と娘の病気で心配する日々を過ごしたが、ようやく娘がボストンから帰国して、健康も少しずつ回復して来たようでほっとしたら、ちょっとくたびれてしまった。 昼ご飯を食べたら,眠くなって少し昼寝をする。 タクシーを利用して病院へ…

iPodの使い方

病後の身体を抱えて帰国した娘だったが,少しずつ元気になって来るので嬉しい。 食事も2人分作り,一緒に食べるのは楽しくて食が進む。 今日は病院へ2人でタクシーを利用した。 娘が家に居て便利な事の1つに、パソコンを上手く操作してしてくれる事だ。 …